大洋製薬株式会社
熱中症とは暑熱環境下で起こる脱水症と体温上昇の総称です。
体温上昇により発汗量が増え、さらに体液が欠乏すると脱水症を起こし、栄養素や老廃物の運搬や体温調節機能が維持できなくなります。
そして、高体温により臓器が障害を受けやすくなり、最も影響を受けやすい脳においては、中枢神経症状(けいれん・意識障害など)が現れるようになってしまいます。
これらの症状を予防するためには、汗などで失った水分を補給することが大切です。高温・多湿の環境で作業や運動を行なった時、夏の暑さ・熱帯夜・お風呂等で発汗量が多くなった時などにはコップ一杯分の水や電解質を飲む習慣をつけましょう。
いつもと比べて2つ以上が該当したら脱水症を疑ってください。
脱水症の診断が遅れがちな小児と高齢者では特に注意が必要です。
参考資料
1)すぐに役立つ経口補水療法ハンドブック 2010年8月10日 第1版第1刷
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