糞便や嘔吐物の処理は、処理する人自身への感染とその他感染の拡大を防ぐために、適切な方法で迅速・確実に行います。12日以上前にノロウィルスに汚染したカーペットを通じて汚染が起きた事例が知られており、時間が経っても患者の吐物・糞便やそれらにより汚染された床や手袋などには感染力のあるウィルスが残っている可能性があります。このため、これら感染源となるものは必ず処理をしましょう。
嘔吐物処理を行なった後は、感染の有無に注意してください。処理時とその後は大きく窓を開けて換気を良くしてください。また、調理や配膳などを行なわないでください。可能であれば入浴・シャワーなどで体を洗ってください。