マスク:市販されているマスクは素材や目的によって価格は様々です。スギ花粉の直径は30μmと 大きいため、素材(ガーゼ、不職布)や形(平面型、プリーツ型、立体型)に関係無く、マスクをすることにより、体内への花粉の侵入を90%以上阻止することができるといわれています。
マスク装着で最も重要なことは、マスクをつけた時にマスクが顔面にフィットすることで マスクと顔面の密着度が悪ければ、花粉が侵入するのを防ぐ効果は20%以上低下するといわれて
います。マスクを使用できない時は、鼻の入り口に塗るクリーム等も有用です。
マスク選びのポイント @顔にフィットする大きさや形
A呼吸が楽にできるもの
B衛生面から使い捨てで安価なもの
眼鏡:花粉症の主症状の一つである眼症状(眼の痒み、涙目、充血)を改善するためには眼鏡の
装用が効果的です。通常の眼鏡をかけているだけでも花粉の侵入は2/3に減少させることができますが、花粉症用眼鏡を使用した場合は、花粉の侵入を1/3に減少させます。これらの眼鏡はコンタクトレンズを使用している方にも有用です。
鼻アレルギーフロンティア vol.11 No.1 2011より