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アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、皮膚・表皮角層の乾燥とバリア機能異常を伴い、様々な刺激反応やアレルギー反応が関連して発症し、慢性に経過する炎症とかゆみを病態とする皮膚疾患のことで、患者の多くはアトピー素因を持つといわれています。本症は一般に慢性に経過する疾患ですが、適切な治療により症状が徐々に改善されるといわれています。




アトピー性皮膚炎のスキンケア

アトピー性皮膚炎ではセラミドや天然保湿因子/NMFが低下しているため、皮膚角層細胞間脂質の水分が失われやすく、皮膚は化学物質やアレルギー性物質による刺激を感じやすくなっています。これらの症状を食い止めるためには正しいスキンケア習慣を身につけることが重要です。

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発汗と保湿のスキンケア

運動して汗をかき、汗をかいたら入浴・シャワーや清拭等で皮膚を清潔に保つ習慣をつけましょう。

入浴・シャワー、洗浄剤の選び方

お肌に合った洗浄剤を選んで、刺激を感じやすい敏感なお肌に優しい入浴方法を身につけましょう。

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乳幼児のスキンケア

乳幼児や小児は保湿成分である皮脂の分泌が成人と比べて少ないため皮膚は乾燥しています。このため、スキンケアは丁寧に行いましょう。

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バリア機能低下に伴う食物アレルギー

アトピー性皮膚炎の方は、アレルギー物質が皮膚に接触することで食物アレルギーを発症しやすくなっています・・・・。


参考資料

  • 1)日皮会誌:119(8),1515-1534,2009(平成21)
  • 2)美容皮膚科学 2009年 5月 5日 2版1刷
  • 3)小児の皮膚トラブルFAQ 2009年8月20日 初版第2刷