アトピー性皮膚炎について | ||
皮膚角層の異常に起因する乾燥、バリア機能異常 様々な刺激反応、アレルギー反応 アトピー性皮膚炎とは上記の特徴を持ち、慢性に経過する炎症と瘙痒をその病態とする湿疹・
皮膚炎群の一疾患で、患者の多くはアトピー素因を持つといわれています。 また、一般に慢性に経過するも適切な治療により症状がコントロールされた状態に維持されると、 自然寛解も期待される疾患です。しかし、長期にわたりアトピー性皮膚炎症状を持つ方において は、乳幼児、小児から成人に至るまで、強い心理社会的ストレスのためにQOL(生活の質)が障 害されます。そしてまた、これはその家族においても同様であるといわれています。
参考資料
日本皮膚科学会アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2009 |